
部署の紹介
リハビリテーション科
Introduction
はじめに
「からだが思うように動かなくなった」
「もの覚えがわるくなった」
「なんとなく生活に不安を感じる」
これまでいきいきと過ごしてきた日常。
それが加齢や病気あるいは治療をきっかけに、当たり前の日常に変化がうまれたとき、当事者、その家族ともに、その事実は簡単に受け入れがたいものです。
わたしたちは、そんなからだ・こころ・生活における変化に気付き、寄り添います。
そして良き理解者・相談者として、ひとりひとりの日常生活をともに見つめなおして、新たな生活の一歩を一緒に歩み出します。

「住み慣れた地域で安心して生活するための医療・介護の拠点として、関わる全てのひとが輝き、穏やかな時間をともに過ごせるように、ひとりひとりに寄り添ったリハビリテーションを提供します。」
これが、わたしたち慈誠会・光が丘病院リハビリテーション科のコンセプトです。



慈誠会・光が丘病院リハビリテーション科は3つの専門職から成り立ちます。
作業療法士:生活とこころの専門家
言語聴覚士:食べる・話す・考えることの専門家
理学療法士:起きる・立つ・歩くことの専門家
3者それぞれの知識と技術を活かして、からだとこころの状態から導かれる、残された機能の回復力を見極め、生活再建の可能性を探っていきます。
リハビリテーション科スタッフだけではありません。医師・看護師・管理栄養士・栄養士・医療相談員が、それぞれリハビリテーションの視点に立ち、互いに協力をしながら患者さん・利用者さん、そしてご家族とともに歩んでいきます。
The super-aging society and our rehabilitation
日本が直面している超高齢社会と、当院のリハビリテーション
令和4年10月1日現在、日本における65歳以上人口の割合は29.0%と超高齢社会と言われています。
人口減少・少子化・超高齢社会への流れの中で、リハビリテーションのあり方は、「社会復帰」から、より身近な「生活復帰」に着目され始めています。
そこで、当院は「地域リハビリテーション」に着目しました。
地域リハビリテーションとは
障害のある子供や成人・高齢者とその家族が、住み慣れたところで、一生安全に、その人らしくいきいきとした生活ができるよう、保健 ・医療・福祉・介護及び地域住民を含め生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行なう活動のすべてを言う。
(出典:一般社団法人 日本リハビリテーション病院・施設協会)
住み慣れたところで、その人らしくいきいきとした生活ができるように、わたしたちは
①「加齢の進行抑制と疾病の重症化を予防」するために
②「生活習慣・生活環境の見直し」について、ともに考えて実行します
③また、患者さん・利用者さんとその家族を守るために必要な「社会制度への理解を深める」サポートをしたい
と考えます。
当院のリハビリテーションは、地域リハビリテーションの考え方を基に以下のように展開します。
予防
「加齢の進行抑制と疾病の重症化を予防」
作業療法士・言語聴覚士・理学療法士とともに機能回復へ向けた取り組みをしながら、疾病管理について医師・看護師・リハビリテーション専門職と一緒に取り組んでいきます。
見直し
「生活習慣・生活環境の見直し」
医師・管理栄養士による食事指導の実施や、作業療法士・理学療法士による生活環境の調整と福祉機器の導入について提案します。必要に応じて、自宅内の写真撮影のご依頼、実際に自宅へ訪問して家屋状況の確認をします。
深める
「社会制度への理解を深める」
医療相談員による、高齢者福祉・障害者福祉をはじめとした公的な福祉・医療サービスのご提案をします。また慈誠会・光が丘病院には、看多機(看護小規模多機能型居宅介護)・居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・訪問診療所・介護医療院が同一施設内になります。各所でリハビリテーション専門職が関わっており、同一施設内での連携を強みとして、住み慣れた地域で無理なく、長く生活を続ける方法を一緒に考えていきます。
当院のリハビリテーションは、患者さん・利用者さんが主役であり、医療者・介護者側は脇役となりサポートする役割と捉えてください。皆さんの生き方を支持し、ともに進んでいきます。




rehabilitation and nutrition
リハビリテーションと栄養を大切に
当院はリハビリテーションと栄養の関係を大切と考えています。
各階にリハビリテーション室と栄養管理室は併設されており、リハビリテーション科スタッフと管理栄養士は密に意見交換を行い、リハビリテーションプログラムに反映します。
他の施設にはない、画期的な取り組みです。
また、リハビリテーションの効果を最大限に引き出すため、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師から主に構成される、「栄養サポートチーム」の取り組みにリハビリテーション科スタッフも参加して、適切な栄養手段と身体活動の方針を検討します。
入院患者さんだけではなく、外来患者さんに向けたリハビリテーションも順次展開していきます。当院の医療連携相談部にお気軽にご相談下さい。



